大学生活最後の学生実験が終わった。

大学生活最後の学生実験が終わった。ここまでの道のりは長かったです。

大学生になって最初の実験は1年生前期の「物理学実験」。大学は厳しいところだと教えられました。内容自体は一般教養なので楽勝。ただ、毎週レポート提出があって、だいたいA4 10枚くらいだったかな。今では10枚なんてたいした量じゃないと感じる(むしろ少ない?)けど、当時はきつかったです。1年生後期の実験は「自然現象と数学」で、実験中にレポートまで書いてしまうタイプだったので、まあ楽だったかなあ。

2年生前期。ついにあの「電気電子工学実験」がスタート。前期はレポートが無い(実験中にレポートまで書いてしまう)ので、楽と言えば楽ですが、8時45分から16時くらいまで拘束されるのは辛い。2回生後期になると、レポートを家で書かねばならないので、驚くほど忙しい日々に。実験のレポートで徹夜することが多かったのですが、実験は木曜日なので、金曜の授業に出席できないことが多かったです。

3回生になると、内容がより難しくなり、毎週電気系図書館に通う日々。金曜日になったのはよかったのですが、正直驚くほどしんどかったです。分量としては、A4 20枚-30枚程度だったかな。まったく習っていない内容の実験をさせられるのが嫌でした。あとで講義で半年かけて丁寧に習うんだけど、レポートを書くために必死に1週間で勉強しないといけないのはどうにかして欲しかった。3回生後期の実験はそれに比べると楽でした。6週で1つのテーマだったりするので、ゆっくりと実験が進むし、すでに習っていることだったのがその理由かな。

そんな最後の実験は、初めての通信の実験でした。通信を専攻したいと思ってるので、割と楽しかったです。実験内容としては、「FMラジオを受信→音声信号をレベルシフタで0〜5Vの範囲に変換→A/D変換→LN結晶に交流信号として入れる→レーザーでその結晶を通してディジタル光通信→フォトダイオードで受信→I-V変換→D/A変換→スピーカーで聴く」ってかんじ。うまく伝わらん。とりあえず、本末転倒な感じの実験です。光通信は本当におもしろいです。光の偏光をうまく利用して情報を送り、フォトダイオードの光-電流特性を使う感じです。光工学1を受講してれば良かったかなあなどと考えました。おわり。